研究課題
基盤研究(C)
我々はPenicillium cyclopiumシノニム6種およびモデル真菌Aspergillus nidulansが持つ新規ジテルペン環化酵素の機能解析を行い,環化生成物が極微量で分生子形成の誘導と菌糸の増殖生長を抑制することを見出した。また、両酵素のバーチャルスクリーニングで得られた阻害剤候補について,実際に阻害剤を得ることに成功した。一方、A. nidulansにおいてAnDS1環化産物の代謝変換実験を行ったところ,モノアシルグリセロールが蓄積することが明らかとなった。この構成脂肪酸は,Aspergillus属菌においてPsi factorと呼ばれる胞子形成調節因子であった。
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