研究課題/領域番号 |
26350991
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳計測科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
坂本 一寛 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (80261569)
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連携研究者 |
虫明 元 東北大学, 医学系研究科, 教授 (80219849)
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研究協力者 |
川口 典彦 東北医科薬科大学, 医学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | サル / 前頭前野 / 運動前野 / LFP / 電流源解析 / 形操作課題 / 外側前頭前野 / 背側運動前野 / ウェーブレット解析 / 局所電場電位 / 周波数-時間解析 / 前頭葉 / 多重電極 / 生理学的マップ |
研究成果の概要 |
形操作課題遂行中のサル外側前頭前野(lPFC)及び背側運動前野(PMd)より多重電極で記録された局所電場電位(LFP)に対し電流源(CSD)解析を行った。lPFCでは深層において第一視覚刺激(サンプル刺激)提示直前に興奮性シナプス入力と考えられる電流の流れ込みが見られた。また、この入力は一過性のα-θ-δ波(13~3Hz)成分と対応していた。一方、PMdでは中層において、第二視覚刺激(テスト刺激)提示期に電流の流れ込みが見られた。この成分は、持続性の低いβ波(<20Hz)であった。本研究の成果は、2つの領野の局所神経回路動態及び機能分担の解明に大きく資するものと言える。
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