研究課題/領域番号 |
26360031
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
|
研究機関 | 帝京大学 (2016-2017) 京都精華大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
田中 剛 帝京大学, 文学部, 講師 (10542136)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 台湾 / 中華民国 / 国共内戦 / モンゴル / 越境 / オーラルヒストリー / 戦後日本 / 留学生 |
研究成果の概要 |
本研究は、辺疆民族(モンゴル、チベット、ウイグルの人々)に対する中華民国政府の制度や政策が、1949年の台湾撤退後どのように再構築されたのか明らかにすることを目的に調査・分析した。 この研究によって、以下のことが明らかになった。台湾に移住したモンゴル人の政治的態度は一様ではなかったが、モンゴル人社会を形成・維持しようとする試みが続けられていた。それが例えば、チンギス・ハーン大祭であった。一方、台湾の辺疆民族のなかには「中央民意代表」もいたため、中華民国政府は彼らと積極的に連絡を取って中華民国統治の正統性を主張する根拠を固めた。
|