研究課題/領域番号 |
26360033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東亜大学 |
研究代表者 |
崔 吉城 東亜大学, 人間科学部, 教授 (80236794)
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研究分担者 |
原田 環 県立広島大学, 人間文化学部, 名誉教授 (40228648)
上水流 久彦 県立広島大学, 地域連携センター, 准教授 (50364104)
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研究協力者 |
安達 信裕
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 植民地 / 韓国 / 台湾 / セマウル運動 / 農村振興運動 / 朴正煕 / セマウル / 韓国の近代化 / ナショナリズム / 台湾の農業政策 / 農村振興 / 植民地主義 |
研究成果の概要 |
韓国の経済成長に朴正熙元大統領のセマウル運動が大きい影響を与えたが、崔吉城はそれが日本植民地時代の農村振興運動を取り入れたものであると主張してきた。朴大統領の精神革命、稲の品種改良など、日帝時代の農村振興運動政策によるところが多い。本研究では全羅南道和順郡道岩面道荘里会館に保管されているセマウル運動関連資料や70~80年代の行政公文書および生活道具などから、セマウル運動の標本村として日韓共同調査を行う基礎を作った。台湾については、韓国との戦後体制の違いから、直接的な影響までは確認できなかったが、蒋介石が日本の政策の一部を活用しており、農村振興運動を取りいれた可能性があることは確認できた。
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