研究課題/領域番号 |
26360067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
観光学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
安武 敦子 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (60366432)
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研究協力者 |
安部 知佳子 長崎大学, 工学研究科, 大学院生
安部 夏海 長崎大学, 工学研究科, 大学院生
竹村 潤 長崎大学, 工学研究科, 大学院生
甲斐 悠介 長崎大学, 工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中越地震 / 東日本大震災 / 復興 / 防災 / 震災遺構 / 災害遺産 / 産業遺産 / 事前復興 / 災害遺構 / 保存 / 地震 / 炭鉱 / 鉱山 / 災害 / 新潟:長崎:静岡 / 復興準備計画 / 新潟:長崎 |
研究成果の概要 |
我が国は災害が頻発し,それらの災害の痕跡は,被災者の痛みの象徴と捉えられ,「負」の遺産として復興計画から排除・除去される傾向がある。しかし痕跡は,その土地の固有の歴史を実証するもので,世界的にも災害遺産として見直され始めている。 本研究は被災地の復興にあたり,「負」の遺産とされがちな災害や産業遺産の痕跡(遺構)について,雲仙普賢岳噴火災害,中越地震,東日本大震災を通してプロセスを把握した。また社会情勢によって価値が大きく転換した炭鉱遺産について,当時の再生計画や解体状況を調査した。 20年あまりの間に遺構を残す風土が醸成されていること,長期的な視点での価値判断が求められることが明らかとなった。
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