研究課題/領域番号 |
26370015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中畑 正志 京都大学, 文学研究科, 教授 (60192671)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ウーシアー / 実体 / アリストテレス / 存在論 / ストア派 / substantia / essentia / hypostasis / プラトン / substance |
研究成果の概要 |
アリストテレスのウーシアーという語は、従来の日本語訳では「まさしき物」を意味する「実体」と訳されてきた。しかし本研究は、多くの箇所でウーシアーと「何であるか」という表現との互換的使用の確認、「トデ・ティ」「ヒュポケイメノン」などの関連諸概念の分析などを通じて、ウーシアーの基本的な意味は「何であるか」という問いに対して応答するものであることを示した。 さらにこのような意味のウーシアーがストア派においては物体的存在の原理として変容されて理解され、このことがギリシア語のhypostasisと字義通りには対応するラテン語substantiaという語と結びつくことを可能としたことを跡づけた。
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