研究課題/領域番号 |
26370023
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
鏑木 政彦 九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (80336057)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 宗教 / 政治 / 世俗化 / 国家と教会の分離 / 自由主義 / ニーチェ / ハイデガー / ラインホールド・ニーバー / プロテスタント的近代 / イデオロギー / グローバルな思想史 / 宗教と政治 / 宗教的なもの / 宗教概念 / 多元的近代 / 市民倫理 / 多元的な近代 |
研究成果の概要 |
近代の世俗化を通して公的領域における宗教の意義は小さくなったと言われる。しかし、宗教は近代においても、人間のイマジナリーの源泉の一つとして、共生の様々なレベル―環境への態度、政治権力の正当化、社会や個人の意義、人間が生き抜くための動機づけ等―において、功罪両面にわたって重要な役割を果たしてきた。本研究は、宗教の果たしたこのような両義性と国によって異なる多元性を、ニーチェ、ハイデガー、ラインホールド・ニーバーのテキストから掘り起こし、特に自由民主主義をめぐってそれぞれが描いた構想を、各々の思想的・歴史的な背景から解明を試みた。
|