研究課題
基盤研究(C)
本研究は、BI(ベーシック・インカム)導入によって民主主義が活性化し、それが持続可能な未来を実現する人材を育成(ESD)するという洞察から出発し、そして日独の関連研究者の共同研究を通して〈民主主義、BI、ESD〉という3要素の相互連関を哲学に解明することであった。研究の成果として明らかになった点は、いずれかの1要素を具体的制度として導入することが重要ではなく、むしろ相互に基礎づけ合う理念としての〈民主主義、BI、ESD〉、つまりこの理念複合体が、地球環境問題と少子高齢化に直面する日本社会の具体的問題解決に改革方向を示唆しうるということであった。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち謝辞記載あり 2件、 査読あり 3件)
東海ジェンダー研究所編 ジェンダー研究
巻: 19 ページ: 55-77
40021147417
2016年度ESDシンポジウム報告集 名古屋駅西におけるリノベーションまちづくりの可能性
巻: 1 ページ: 5-10
食・農の持続性研究会編・報告集 日本農業の持続可能な発展を考える
巻: 1 ページ: 1-17
名古屋哲学研究会編 哲学と現代
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2015年度ESDシンポジウム 持続可能な発展とは何かを問い直す
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哲学と現代
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名古屋哲学研究会『哲学と現代』
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名古屋市立大学人間文化研究所『人間文化研究年報』
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