研究課題/領域番号 |
26370039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
山本 幾生 関西大学, 文学部, 教授 (00220450)
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研究協力者 |
伊藤 直樹
大石 学
瀬戸口 昌也
廳 茂
走井 洋一
舟山 俊明
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 解釈学 / 解釈学的論理学 / ディルタイ / ゲオルク・ミッシュ / 生の哲学 / ミッシュ / 理解 / 構造 / 現象 |
研究成果の概要 |
本研究はその成果として以下の三点を明らかにした。1) 解釈学の創造性が生そのものの〈現象・構造・理解〉の統一的連関に由来すること、2) ディルタイからハイデガーを介した20世紀の解釈学もこれに基づいて創造性がそれを制約する事実性と一体となって展開したこと、3)これとは「別の路線」のディルタイからミッシュへの解釈学では、解釈学が生の営みとして歴史的創造性をもった生の語りとして展開したこと、以上を明らかにした。 解釈学は〈現象・構造・理解〉の統一的連関として歴史的に生じた語りを理解・解釈し、それを将来に向けて語り出す学として、解釈学自身の営みにその創造性を求めることができるのである。
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