研究課題/領域番号 |
26370048
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森 由利亜 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30247259)
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研究分担者 |
松本 浩一 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (00165888)
丸山 宏 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00229626)
浅野 春二 國學院大學, 文学部, 教授 (30289714)
鈴木 健郎 専修大学, 商学部, 准教授 (40439518)
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研究協力者 |
廣瀬 直記
池平 紀子
田中 文雄
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 士人の道教 / 閔一得 / 扶鸞 / 全真教 / 王常月 / 普度 / 蒋予蒲 / 朱元育 / 初真戒 / 周易参同契闡幽 / 明清道教 / 伝授 / 道教戒 / 抛兵 / 招兵 / 普渡 / 正薦 / 儀礼 / 道教 / 呂祖 / 金蓋山 / 道蔵輯要 / 覚源壇 / 清代道教 |
研究成果の概要 |
本研究では、道教儀礼を専門とする研究者を中心に国際的な研究交流を行うことで、清代道教の基本的な特徴を摘出した。すなわち(1)「士人による道教」。儒者としての立場や教養をもつ在家の信徒が従来の道教の枠組みを改変するような積極的かつ独創的な担い手となること。(2)「扶ケイの機能」。士人が道教の伝統に介入する際の重要な手段としての扶ケイの機能。(3)「在家と出家」。(4)「明清仏教との交流」。普度や戒律、あるいは十王信仰等に見る仏教との間の交流。(5)「南中国の諸宗教との関係」。ヤオ族の宗教をはじめ、清代以来の南中国の民間の宗教との関係把握、の5点である。明代道教については課題が残った。
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