研究課題/領域番号 |
26370080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
荻野 雄 京都教育大学, 教育学部, 教授 (50293981)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | クラカウアー / メディア理論 / ヴァールブルク学派 / 映画理論 / ヴァールブルク / アドルノ / オッフェンバック |
研究成果の概要 |
本研究は、クラカウアーの思想史的意義を解明するため、クラカウアーは1920年代半ばから死まで一貫した思考動機、つまりラティオに対する批判とその支配からの脱却への憧憬に従っていたこと、彼の思想は著名な美術史家アビ・ヴァールブルクと深い親和性を有しており、それゆえに彼は第二次世界大戦中ヴァールブルク学派とナチのプロパガンダに対する共同の戦線を形成したこと、またクラカウアーの映画理論はドゥルーズのそれと大きく重なっており、今日の映画理論にとって多大な重要性を有していることを示した。
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