研究課題/領域番号 |
26370084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
早川 雅子 目白大学, 社会学部, 教授 (70212305)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 民衆道徳 / 孝 / 貝原益軒 / 中江藤樹 / 人別帳 / 四谷塩町一丁目 / 麹町十二丁目 / 四谷伝馬町新一丁目 / 人別書上 / 人別帳データベース / 野口家文書 / 孝行 / 往来物 / 幕末維新期 / 江戸町民 / 東京都新宿区四ッ谷 / 報恩 / 家意識 / 都市住民 / 世帯構造 / 恩 / 天地の子 / 江戸都市住民 |
研究成果の概要 |
江戸町方人別帳、及び文献解釈によって、近代への過渡期における道徳(孝)と都市家族の実態を解明した。核家族が50%超を占め、江戸で家族を形成し、町々を移動しながら定着していた。道徳意識は、自分の家族世帯に対する愛着を特徴とする。親子間の情愛は、家族の紐帯となるが、孝養と養育を通して形成、確認される。孝は、家族による自己完結的な家族構成員の管理、そのための主体的自助努力を本質とする。
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