研究課題
基盤研究(C)
草木を扱い、わずかな道具で建物や容器、そして衣服などを作る「農閑工芸」の事例収集・分析を行った。「農閑工芸」の背景にある軟質文化の造形に焦点を当て、東北地方における樹皮造形と八重山地方における草木造形を比較した結果、素材の採取方法から造形手法まで、多くの共通点があることが分かった。本研究によって得られた知見から作品を制作し展覧会に出展した他、各地においてワークショップを開催するなど、「農閑工芸」の研究が現代社会においても有効に働く事を示した。
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『地域資源活用 食品加工総覧』追録第14号
巻: 8
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