研究課題/領域番号 |
26370097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 大阪芸術大学 (2015-2016) 神戸大学 (2014) |
研究代表者 |
長野 順子 大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (20172546)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | セルフポートレート / シュルレアリスム / フランス前衛劇 / 仮面/人形 / カーニヴァル空間 / 演劇の再演劇化 / 文化の編み合わせ / 仮面 / 人形 / 仮面劇 / 人形劇 / 舞踊とエキゾティスム |
研究成果の概要 |
シュルレアリストの女性写真家・作家として近年再発見されたクロード・カーン(本名リュシー・シュオッブ、1894-1954)は、主に異性装や鏡を用いた特異なセルフポートレートによって知られているが、彼女の領域横断的活動を、これまであまり注目されなかった「演劇性」という観点から捉え直すことが、本研究の目的であった。 本研究期間を通して、カーンが1920年代に関与した前衛劇における様式化された身ぶりや仮面・人形という意匠に注目し、それと彼女のセルフポートレート及び著作における演出化との関係から、彼女の言う「肉と言葉」の仮面による「永続的なカーニヴァル」の独自の意味を明らかにした。
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