研究課題/領域番号 |
26370104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
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研究機関 | 宮城学院女子大学 |
研究代表者 |
太田 峰夫 宮城学院女子大学, 学芸学部, 准教授 (00533952)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ハンガリー音楽 / ナショナリズム / ジプシー音楽 / ヴァイオリン / ツィンバロム / リスト・フェレンツ / ヨーゼフ・ヨアヒム / 二重君主国 / 「ジプシー音楽」 / フランツ・リスト / ベーラ・バルトーク / 西洋音楽史 / ハンガリー / ヨハネス・ブラームス / フェレンツ・リスト / 二重帝国 |
研究成果の概要 |
二重君主国時代の「ジプシー楽団」の演奏活動について資料を集め、リストやヨアヒムのような藝術音楽の作曲家やヴィルトゥオーソ(名人)の肯定的な「ジプシー音楽」観が結果的に「ジプシー音楽=ハンガリー音楽」という通念の定着に寄与したことを明らかにした。また、20世紀初頭の音源を比較することで、当時の「ジプシー音楽」の演奏スタイルが同時代のヴィルトゥオーソ達にも一定程度の影響を与えていたことをつきとめた。これらの知見に基づき、2016年6月にボストンの学会で ヨアヒムと「ジプシー音楽」の関係について発表したほか、リストの「ジプシー音楽」観に関する研究においても学んだ知見を活かすことができた。
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