研究課題
基盤研究(C)
コンピュータ音楽の中で音色合成技術は新たな表現と直結するため、重要な技術分野である。これまでサウンドモーフィングやサウンドハイブリッドは個別技術として検討されてきたが、これに「音の音」と呼ぶ新たな概念を加え、全体を構造的音色と呼ぶ概念を提唱した。音の音は、一つの音色の合成に別の音色を使う方法だが、サウンドハイブリッドと異なる点は、階層的な構成をとり、下位の音色を明確に識別できる音色として定義している。この考えに基づき、2つの合成例を製作した。一つは朗読音声を、ストリングスの合成音で達成すること。もう一つは、NMF(非負値行列因子分解)を応用して、音声をヴァイオリンや尺八の音で合成した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
EMS 2017
巻: -
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