研究課題
基盤研究(C)
本研究では、現代の手工芸文化において、伝統的技術がどのように継承され、現代的要素がいかに組み込まれているかを解明することを目的とし、インド、グジャラート州にて女神儀礼用染色布を事例に民族芸術学的視点で現地調査を行い、その製作・販売の実態を記録した。生産者は、ローカル向けには作業の省力化や一貫製作・大量生産を目指し、伝統的技術を放棄し、日々開発が進む新たな染料・顔料を多用して改良を進めている。一方、観光客向けには外部者の染色技術を引用し、伝統性を主張し、自らの技術として取り込み、消費者の価値志向に応じて戦略的に製作技術を使い分けている動向を指摘した。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (21件) (うち国際学会 1件、 招待講演 11件) 図書 (2件) 備考 (1件)
『学校と博物館でつくる国際理解教育のワークショップ』(国立民族学博物館調査報告(SER)138号)
巻: 138号 ページ: 1-2
巻: 138号 ページ: 9-9
120005980962
巻: 138号 ページ: 57-58
120005905876
巻: 138号 ページ: 69-76
巻: 138号 ページ: 112-113
巻: 138号 ページ: 161-161
120005905881
巻: 138号 ページ: 279-280
120005905885
現代インド6 還流する文化と宗教
巻: 6 ページ: 214-217
http://www.minpaku.ac.jp/research/activity/organization/staff/ueba/index