研究課題/領域番号 |
26370124
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山口 惠里子 筑波大学, 人文社会系, 教授 (20292493)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ラファエル前派兄弟団 / 古代人たち / エトラスカンズ / 恊働的実践 / 兄弟団 / 中世主義 / プリミティヴィズム / 唯美主義 / D. G. ロセッティ / サミュエル・パーマー / ウィリアム・ブレイク / ローマ / ジョヴァンニ・コスタ / フレデリック・レイトン / ジョージ・ヘミング・メイソン / 風景画 / ジョン・ロックウッド・キプリング / テクノロジー / 国際情報交換 / イギリス:アメリカ合衆国 |
研究成果の概要 |
19世紀ヨーロッパでは、危機的な社会・政治状況の下で各地に結成された芸術家兄弟団が芸術規範に挑んだ新しい芸術を恊働して生み出そうとする動きが見られた。本研究はイギリス19世紀の兄弟団「古代人たち」(1820-30年代)、ラファエル前派兄弟団(1848-50年代)、エトラスカンズ(1860-80年代)を研究対象とし、彼らが恊働して制作した「プリミティヴ」な絵画及び唯美主義的絵画の共通性と差異、兄弟団が抱えた矛盾、グループ間の繋がりを明らかにし、彼らの集団的な芸術実践のありようを考察した。またイギリスのレディング大学名誉教授J. B. Bullen氏を招聘し、本研究課題に関わる講演会を開催した。
|