研究課題/領域番号 |
26370128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
越川 倫明 東京藝術大学, 美術学部, 教授 (60178259)
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研究分担者 |
山梨 絵美子 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化財情報資料部, 部長等 (30170575)
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研究協力者 |
ネルソン ジョナサン
タッティ ヴィッラ・イ ハーヴァード大学, 付属ルネサンス研究所, 前副所長
デッラ・モニカ イラリア
中村 明子 大妻女子大学, 非常勤講師
小林 亜起子 東京藝術大学, 非常勤講師
深田 麻里亜 東京藝術大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 西洋美術史 / 日本近代美術史学史 / イタリア・ルネサンス美術 / 東洋美術 |
研究成果の概要 |
これまで未公刊であった矢代幸雄とバーナード・ベレンソンの現存する往復書簡を調査・整理し、各書簡史料の年代の確定、書簡に登場する人物に関する調査を行なった。さらに、計114通の英文書簡をすべて翻刻し、ヴィッラ・イ・タッティ(ハーヴァード大学付属ルネサンス研究所)のホームページ上で公開した。さらに、全書簡の和訳を行ない、邦訳書の刊行が可能なところまで準備をすすめた。矢代とベレンソンの交友は、前者が1920年代前半の滞欧時にベレンソンに師事したことに始まるが、我が国における美術史学の発展にとってきわめて重要なエピソードである。本研究は二人の交友を記録した書簡を初めて公刊することを可能にした。
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