研究課題
基盤研究(C)
植民地のような文化の境界領域においては、支配の徹底こそ、従属する側の人々が支配文化についてのリテラシーを獲得する回路となること、そして、支配文化への接近によって、従属する先住民の支配層は自らの社会的な生存を図ったことを、スペイン人による征服後のメキシコやアンデスにおける美術作品の具体的な検討を通して明らかにした。また、こうした美術の「境界上の現象」を、異なる起源をもつ素材や技法、様式、図像の戦略的な「節合」として分析する理論的な枠組みを提示した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 2件、 招待講演 5件) 図書 (3件) 備考 (2件)
民族藝術
巻: 33 ページ: 25-31
巻: 33 ページ: 9-24
Mestizajes en Dialogo
巻: 印刷中
巻: 31 ページ: 45-46
西洋美術研究
巻: 18 ページ: 210-217
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okada/ahs/
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