研究課題/領域番号 |
26370139
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
望月 典子 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (40449020)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 古典主義 / 17世紀フランス / ニコラ・プッサン / 古代美術 / ラファエッロ・サンツィオ / 「芸術家」表象 / 絵画受容 / 美術史 / 17世紀フランス美術 / ラファエッロ / プッサン / 受容史 |
研究成果の概要 |
17世紀フランス美術が理想のモデルとして掲げた古代美術、ラファエッロ、プッサンという「三者」間の評価のバランスと揺らぎは、様々な価値観の推移と連動しているはずである。本研究は、17世紀の「古典主義」時代の美術を取り巻く制度上および理念上での革新を、模範となる「芸術家」像の社会的表象の変遷から読みとくことを試みた。とりわけフランスの当代の画家としてプッサンを理想化する中で、「三者」の関係性がどのように変化していったのかを、「三者」の受容史から分析し、それによって、フランス「古典主義」が内包する価値観の振幅と多様性の一端を示した。
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