研究課題/領域番号 |
26370167
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
山本 順子 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (80295576)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 視覚メディア / ディスクール分析 / サイレント映画 / ワイマール文化 / ニーベルンゲン伝説 / 群衆演出 / ナショナリズム / 祝祭 / ニーベルンゲン / 様式 / 個と普遍 / 集団心理学 / 共同体 / 新古典主義 / 群衆論 / 神話 / 記念碑 / ジークフリート |
研究成果の概要 |
ナショナリズムの形象化現象として、フランス革命後の集団祝祭、モニュメンタルな構築物、折衷主義建築に着目し、「様式」の希求がアイデンティティの構築とかかわりがあることを明らかにした。そして、様式のもたらす記号化が、諸メディアの発展した20世紀に入って、時代の変化(第一次大戦、共和国の成立、大衆による新世界構築、視覚メディアの登場)でどのように具体化したかを具体例を丹念に収集して分析した。その過程で言語的様式化としての「概念」の操作性がもたらすパラドックス問題、可能世界のディスクール分析、フリッツ・ラングの『ニーベルンゲン』の様式分析で検証した。
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