研究課題/領域番号 |
26370172
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
外岡 尚美 青山学院大学, 文学部, 教授 (10227605)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | パフォーマンス・アート / 演劇 / 苦痛 / 情動 / 共同性 / Marina Abramovic / Ron Athey / Stelarc / 身体 / ロン・アセイ |
研究成果の概要 |
本研究は、現代のパフォーマンス・アートと演劇における身体と苦痛の表象に焦点を合わせ、メディアとしての身体と苦痛および共同性の関係について考察した。マリーナ・アブラモヴィッチ、ロン・エイシー、ステラークなど重要なアーティストによる作品を中心に、身体的苦痛が喚起する情動と、観客の関与のあり方、意味生産および解釈の準拠枠を越える情動の作用を検討し、排他的な共同性の構成を刷新する情動の可能性を明らかにした。また技術と接続した身体と観客の体験に着目して、身体的知覚の変容について検討した。本研究は演劇・パフォーマンス研究において自明とされる、「現前」の枠で捉えられた身体のメディア性を明らかにした。
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