研究課題/領域番号 |
26370187
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 大阪市立大学 (2015-2017) 京都造形芸術大学 (2014) |
研究代表者 |
江村 公 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 特任講師 (50534062)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ロシア・アヴァンギャルド / 近代芸術 / 記憶文化論 / 現代アート / ロシア革命 / 記憶文化研究 / 現代芸術 / 現代美術 / 芸術 / 近代美術 |
研究成果の概要 |
本研究では、ロシア十月革命の記念と追悼をめぐる議論に着目し、芸術研究機関での「記念碑」の定義や芸術組織の運営活動に関するアーカイヴ資料の収集・検討を行なった。そして、革命後のサンクト・ペテルブルクでの美術館コレクションの再編成が、都市の文化的記憶の変容につながっていることを示した。当時の文化的記憶の再組織化は単純な過去の破壊に基づくものではなく、過去の記憶の継承とのはざまで不安定なものであった。このことを踏まえ、1920年代の造形芸術作品における記憶の現前化や記憶を芸術によって公共化する方法を考察し、革命期の芸術が現代の「モニュメント」「インスタレーション」作品に与えた影響も明らかにした。
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