研究課題/領域番号 |
26370192
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 広島修道大学 |
研究代表者 |
古川 裕朗 広島修道大学, 商学部, 教授 (20389050)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ドイツ・アイデンティティ / ドイツ映画 / ナチ / 白バラ / アーレント / ナチ・ドイツ / ナショナリズム / アイデンティティ / メディア論 / ナショナル・アイデンティティ / ゾフィ・ショル / ヴァイツゼッカー / ハンナ・アーレント / ハイデガー / ナショナリティ |
研究成果の概要 |
2000年代から2010年代にかけてのドイツ映画賞作品賞受賞作のうち、特に《白バラの祈り》と《ハンナ・アーレント》に焦点を合わせて研究を行った。《白バラ》については、同じく「白バラ」を題材とした映画で1980年代にドイツ映画賞を受賞した2つの作品および連邦大統領による「白バラ」追悼記念講義との比較考察を行った。《アーレント》については、作品の分析に加え、この映画がモチーフとするアイヒマン裁判が行われた1960年代を含む戦後のドイツ・アイデンティティに関して様々な言説と演説の分析を行った。これによって“良いドイツ国民”の描写から“凡俗なドイツ国民”の描写へと転換する傾向の一部を明らかにした。
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