研究課題/領域番号 |
26370196
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 名古屋文化短期大学 |
研究代表者 |
吉村 いづみ (吉村いづみ / 吉村 いづみ(吉村いづみ)) 名古屋文化短期大学, その他部局等, 教授 (60352895)
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研究分担者 |
佐藤 元状 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 教授 (50433735)
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連携研究者 |
冨永 将史 名古屋文化短期大学, 生活文化学科, 教授 (80409747)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | イギリス映画 / ナショナリズム / 映画政策 / サイレント映画 / 英国映画史 / 視覚文化論 |
研究成果の概要 |
1896年から1920年代までに製作されたイギリス映画は国民性の構築に関与していたことがわかった。例えば王室の行事や街頭パレード、ボーア戦争の記録映画は大英帝国の一員としての意識の形成に重要な役割を果たした。第一次世界大戦に至る経緯では、対外政策を反映した映画が多数製作されており、第一次大戦時には行政機関が関与したプロパガンダ映画も多数製作されていた。同時期に開始された映画の検閲制度は、英国におけるレスペクタヴィリティの維持を目的としていたことから、拒絶された題材からも当時の「イギリスらしさ(the Britishness)」を抽出することができた。
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