研究課題
基盤研究(C)
紀伊半島における巡礼の特質を探るため、その巡礼記・参詣記や、それに関連する寺社の縁起、私撰国史などについて、文献学的調査を行なった。その過程で、特に道成寺の経蔵内に伝存する縁起・古典籍・古文書類に着目し、その研究成果は論文・著書のみならず、展覧会という形で社会に還元した。その他、粉河寺・興国寺・長保寺といった和歌山県内の古刹に伝存する古典籍類の調査も並行して進め、新たな貴重資料を見いだすことができた。また、扶桑略記の伝本研究・本文研究についても大きな成果を残すことができた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (8件) 図書 (7件) 備考 (1件)
共同研究・歴史叙述と文学編『研究成果報告 歴史叙述と文学』(国文学研究資料館)
巻: 1
紀州経済史文化史研究所
巻: 37
文学(岩波書店)
巻: 16-2 ページ: 88-105
http://wakarid.center.wakayama-u.ac.jp/ProfileRefRes_2339.html#tl