研究課題/領域番号 |
26370223
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 日本女子大学 (2016) 国文学研究資料館 (2014-2015) |
研究代表者 |
田中 大士 日本女子大学, 文学部, 教授 (40722137)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 万葉集伝本 / 仙覚校訂本 / 仙覚寛元本 / 仙覚寛元本の底本 / 親行本 / 雲居寺書写本 / 「九十余首なき本」 / 忠兼本系統 / 広瀬本万葉集 / 仙覚校訂本の底本 / 仙覚校訂本の奥書 / 万葉集片仮名訓本系統の系譜 / 万葉集片仮名訓本系統の流布 / 仙覚寛元本の復元 / 万葉集仙覚校訂本 / 紀州本万葉集 / 朱の書き入れ / 仙覚本の奥書 |
研究成果の概要 |
万葉集の伝本は、仙覚が行った校訂本とそれ以外の非仙覚本系統に分かれるが、従来の研究では、両者の関係は全く明らかにされておらず、仙覚校訂本がどのように生まれたかが明らかでなかった。非仙覚本系統のうち、片仮名訓本系統の本が仙覚校訂本の底本であることを明らかにした申請者は、それを足がかりにして、現存する諸本の分析を行い、具体的に片仮名訓本を底本として校訂本が作られてゆく過程を明らかにし、その過程が現存の伝本に見いだせることを提示した。 また、上記の推測は、仙覚校訂本の奥書とは齟齬するが、奥書自体に矛盾があり、仙覚の記述に虚偽が存することを明らかにした。
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