研究課題/領域番号 |
26370228
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
山崎 義光 秋田大学, 教育文化学部, 准教授 (10311044)
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研究分担者 |
畔上 秀人 東洋学園大学, 現代経営学部, 教授 (90306241)
高橋 宏宣 福島工業高等専門学校, 一般教科, 准教授 (90310987)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 日本文学 / 経済学 / 経済小説 / 地方・農村 / 満州 / 1930年代 / プロレタリア文学 / 新興芸術派 / 金融・経済リテラシー / 伊藤永之介 / 万宝山事件 / 経済 / 小説 / モダニズム / 植民地 / 地方 / 農村 |
研究成果の概要 |
本研究は、グローバル化する経済現象が、どのように表象されたかという観点から、1930年代の日本の文学を対象に研究をおこなった。従来、この時代は、プロレタリア文学派と芸術派の対立という観点、ナショナリズムと文学という観点で理解されてきた。しかし、経済現象が文学作品においてどのように表象されたかという観点にシフトさせることで、従来の文学史的な理解とは異なる新たな文学史的展望を開こうとした。加えて、「経済小説」として書かれた小説のなかで、経済問題がどのように描かれてきたかについて調査研究した。それによって、1930年代までの日本における金融リテラシーの普及状況の一端を明らかにした。
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