研究課題/領域番号 |
26370236
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
奥村 和美 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (80329903)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 萬葉集 / 大伴家持 / 長歌 / 初学書 / 中国詩文 / 受容史 / 遊仙窟 / 翻訳語 / 中国文学 / 千字文 |
研究成果の概要 |
本研究は、『萬葉集』の、平城京遷都以降の後期萬葉の長歌、特に大伴家持の長歌を主たる対象とする。 大伴家持の長歌「橘歌」について、類歌と言われてきた聖武天皇御製と比較検討することによって、御製を意図的に敷衍し橘氏を寓意する歌であることを明らかにした。また、中国文学から表現の方法や形式を受容した過程を分析し、初学書『千字文』が利用された一端を明らかにした。さらに、平安期の『萬葉集』長歌の受容実態を、藤原定家の作歌の詳細な分析を通して解明した。
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