研究課題/領域番号 |
26370243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 広島大学 (2016) 県立広島大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
下岡 友加 広島大学, 文学研究科, 准教授 (30548813)
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研究協力者 |
阿部 由里香 台湾大学
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 日本語文学 / ポストコロニアル文学 / 台湾史 / 黄霊芝 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は主に次の三点である。第一に、黄霊芝の小説・童話・俳句を収録した『戦後台湾の日本語文学 黄霊芝小説選2』(渓水社、2015.6)を刊行した。これにより、黄の文業を社会に還元し、後続の研究を促す一資料を提供することができた。第二に、黄霊芝へのインタヴュー調査を継続し、彼の声を記録した。戦後を生き抜いた台湾作家の価値観を知ることができ、台湾史においても貴重な資料である。第三に、他作家との比較やジャンルを超えた作品分析により、未だ十分に知られているとは言えない黄霊芝文学の特徴を相対的・総体的に明らかにした。
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