研究課題/領域番号 |
26370246
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
板坂 則子 専修大学, 文学部, 教授 (30134266)
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研究協力者 |
井黒 佳穂子 国文学研究資料館, 古典籍共同研究研究事業センター, 特任助教 (90743104)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 戯作 / 春本 / 曲亭馬琴 / 曲取主人 / 艶本絵巻 / 文のはやし / 国際情報交換 / 大英博物館 / 袋法師絵詞 / イギリス |
研究成果の概要 |
『袋法師絵詞』の伝本を調査し、古態とその変遷を明らかにした。 江戸期に最も多量に出された春本として「文のはやし」を挙げ、総合的な研究を行った。「文のはやし」は総称で、頭書に性交に纏わる具体的な知識、下部に艶書往来が載る、往来物形態の春本である。戯作者(げさくしゃ)が関わった春本から曲亭馬琴を取り上げ、「曲取主人(きょくとりしゅじん)」名で書いた喜多川歌麿『多歌羅久良(たからぐら)』の付文や、『南総里見八犬伝』や『三七全伝南柯夢』などの春本化作品を紹介・考察した。
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