研究課題/領域番号 |
26370279
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 福岡教育大学 |
研究代表者 |
後藤 美映 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (20243850)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ロマン主義 / オリエント / ロマン主義文学 / ヨーロッパ |
研究成果の概要 |
本研究では、イギリス・ロマン派文学がオリエントを包摂することによって、近代ヨーロッパ文学という革新的詩作を創出する契機を得たことを明らかにした。 具体的には、明治時代の日本というオリエントにおいて、イギリス・ロマン主義文学が受容された際に顕著になった東西の文学的、美学的差異は、イギリス・ロマン主義文学が主客の二項対立的な認識構造における主体的自律的自己をその存立要件とすることであった。しかし、キーツの詩作におけるオリエントのイメージは、ヨーロッパとオリエントが遭遇し融合する主客混交の世界観によって形成されており、その混交性こそが知の自由な循環を促す革新的詩作をもたらしたことを明らかにした。
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