研究課題/領域番号 |
26370284
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 山梨県立大学 |
研究代表者 |
伊藤 ゆかり 山梨県立大学, 国際政策学部, 准教授 (80223197)
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研究分担者 |
堀 真理子 青山学院大学, 経済学部, 教授 (50190228)
小菅 隼人 慶應義塾大学, 理工学部(日吉), 教授 (40248993)
常山 菜穂子 慶應義塾大学, 法学部(日吉), 教授 (00327686)
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研究協力者 |
楠原 偕子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 演劇 / 大量死 / 記憶 / 歴史 / トラウマ / ホロコースト / 東日本大震災 / 大量虐殺 / 他者化 |
研究成果の概要 |
本研究は、英米を中心とした大量死を描く演劇の系譜をたどることで、大量死の脅威に対する「記憶の記録装置」としての演劇の可能性を検証することを目的とした。大量死の脅威に常にさらされている現在、古くは第二次世界大戦、最近では東日本大震災による大量死の記憶と対峙すべき日本人研究者としての視点から、演劇の社会的・文化的・倫理的役割を再考することは喫緊の課題である。さらに自然災害による大量死に関する演劇の研究が少ないなか、大量死と大量虐殺双方を視野に入れ、広範囲に渡る作品を研究対象とし、研究発表および論文をとおして、大量死の脅威に抵抗する演劇独自の想像力の可能性を明らかにした。
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