研究課題/領域番号 |
26370317
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
渡辺 克昭 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 教授 (10182908)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ヒューマン・エンハンスメント / ドン・デリーロ / リチャード・パワーズ / 幸福の追求 / ゼロ K / 幸福の遺伝子 / ポストヒューマン / 現代アメリカ小説 / アメリカ文学 / 惑星的想像力 / 生成 / アメリカ的想像力 / 進化 / 死 / 生命の保守 / アポリア / 幸福 / 楽園 / 生命のデザイン / デリーロ / Richard Powers / Don DeLillo / メタフィクション / 遺伝子 |
研究成果の概要 |
ヒューマン・エンハンスメントとは、人間の肉体的、精神的限界を克服すべく技術を駆使し、個人の能力や素質を通常以上に高めたり更新したりすることを意味する。合衆国においてこの志向は顕著であるが、本研究は、現代アメリカ文学に表象されるそうした多様な言説と修辞を探求し、その情動を「幸福の追求」の政治学との関係において分析した。人間の自然への介入に対する抗しがたい衝動をめぐる学際的な広い視座を重視しつつ、本研究は、先端バイオ技術がもたらした欲望と不安の多層的なインターフェイスを緻密に探ることにより、パワーズやデリーロをはじめとする現代アメリカ作家が、独自の倫理的批評をいかに模索してきたかを明らかにした。
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