研究課題/領域番号 |
26370326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 杏林大学 |
研究代表者 |
高木 眞佐子 杏林大学, 外国語学部, 教授 (60348620)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 書誌学 / 印刷本 / ウィリアム・キャクストン / 写本 / 印刷見積もり / William Caxton / Huntington HM136写本 / casting-off mark / Prose _Brut_ / インキュナビラ / 年代記 / 活版印刷 / イングランド / 印刷用手稿 / Chronicles of England / HM136写本 / 英文学 / incunabula / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
今回の調査では①複数の写本および印刷本における言語的特徴の比較 ②印刷原稿見積もり用マークの比較 を行った。①に関しては、原本にはなかったいわゆる「キャクストン英語」が印刷の過程で洗練され、ある程度一貫性を持った形で印刷本に移行している事実が裏付けられた。また、編集者による付け加えや削除も極めて規則的に行われている部分があることが明らかになった。 ②はHM136写本とVat.lat.11441写本における印刷見積もり用マークを比較するという、これまで行われたことのなかった比較である。casting-off markのデジタル画像を用いて、両者のパターンの相違と相似を比較検討した。
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