研究課題/領域番号 |
26370329
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 成蹊大学 |
研究代表者 |
権田 建二 成蹊大学, 文学部, 教授 (00407602)
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研究分担者 |
生駒 久美 大東文化大学, 文学部, 講師 (00715063)
堀 智弘 弘前大学, 人文社会科学部, 准教授 (10634719)
杉本 裕代 東京都市大学, 共通教育部, 講師 (20581797)
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研究協力者 |
村山 淳彦
花田 愛
吉田 要
渡邊 真由美
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アメリカ文学 / 人種 / 階級 / 白人性 / 人種関係 / 白人研究 |
研究成果の概要 |
本研究では、貧乏白人という、18世紀から現在まで合衆国に存在してきた社会階級の文化的表象の歴史的変遷をたどった。下層の貧乏な白人は、植民地の時代から現代に至るまで常に存在し、白人と非白人との緊張関係を時には激化させ、時には緩和させて、人種関係を形作るのに重要な役割を果たしてきた。しかし、それにもかかわらず貧乏白人が、白人でもなく非白人でもない〈貧乏白人〉という独立した存在としてみなされることはあまりなかった。それは、あくまでも〈白人であって、白人ではない〉という両義的で曖昧で時として不可視であり、まさにそうであるがゆえに、緊張に満ちた人種関係、階級関係を根底から支えてきたのである。
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