研究課題/領域番号 |
26370338
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
新田 啓子 立教大学, 文学部, 教授 (40323737)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アメリカ史 / 暴力 / 倫理 / アメリカ文化 / 憎悪犯罪 / 正義 / 人種問題 / ポピュリズム / James Baldwin / William Faulkner / 森鴎外 / Henry James / Black Lives Matter / 武術映画 / 戦争 / 自警暴力 / 名誉 / 恥 / Prince / Zora Neale Hurston / Mark Twain / Harriet Beecher Stowe / プラグマティズム / 功利主義 / アメリカ合衆国 / 自警主義 / 人種主義 / 奴隷制度 / 移民 / 暴動 |
研究成果の概要 |
本研究は、1850年代から1970年代までのアメリカ文学・文化作品に表れた暴力表象を対象としたものである。なかでも「正義の暴力」ないしは「正当な暴力」と前提された範疇に注目し、それを主題化した作家の立場ならびに作品の社会的・倫理的意義を検証することを究極の目的とした。「暴力」が米国文化の支配的要素であり続けてきたという事実はすでに多くの研究者により証されてきたが、その際しばしば、ある種の暴力の正当性を排他的に信奉し美化するという精神風土の特異性が指摘されてきた。この理解に基づいて、本研究では 1)自警、2)私刑、3)復讐、4)決闘の形態を取った暴力を対象に、その文学表象を歴史的に検証した。
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