研究課題/領域番号 |
26370340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
澤田 敬司 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (50247269)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 現代演劇 / 多文化主義 / グローバリズム / オーストラリア / 多文化社会 / 演劇 / 先住民 / 移民 / レイシズム / サスティナビリティ / サステナビリティ / 多文化 / ナショナリズム / 戦争の記憶 / グローバリゼーション |
研究成果の概要 |
現代オーストラリア演劇の最新の展開を、①アジアでの翻訳・国際共同制作についての上演・受容、②メインストリーム文化へのエスニック・マイノリティの介入、③多文化社会の描写とグローバルな読み替え、④多文化を主題とする演劇の展開、⑤サスティナビリティ、ディスアビリティ、グローバリズムなど、オーストラリア主流社会における主要テーマ、という切り口から分析・検証を行った。その研究成果を、本研究者は日本や海外で出版された単著や共著、国際学会での招待講演などで積極的に公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバリズムと多文化主義に関する主題に取り組むオーストラリア劇が制作され続けており、またディスアビリティ演劇もオーストラリア演劇の注目すべき要素の一つとなっている状況が、本研究を通して明らかになった。さらに、オーストラリア演劇のアジアでの上演と国際共同制作では、日本の演劇人とのコラボレーションや現地の観客の視点は、新しい視点を作品に加えていた。本研究を通して得られたいくつかの成果は、今後、研究者がドラマトゥルクとして参画する日本における新たな演劇作品制作にも活かされることになる。これらを通して、日本の観客や演劇人に、オーストラリア演劇の先端的な取り組みを供することができる。
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