研究課題/領域番号 |
26370341
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
戸田 由紀子 椙山女学園大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (40367636)
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研究協力者 |
Lai Larissa カルガリー大学, 准教授
Goto Hiromi , 作家
Miki Roy サイモンフレーザー大学, 名誉教授
Rea Christopher ブリティッシュコロンビア大学, 准教授
McAllister Kirsten サイモンフレーザイ大学, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 英語圏文学 / 現代カナダ西海岸文学 / 多文化主義 / ポストコロニアル / ラリッサ・ライ / マドレン・ティエン / ウェイド・コンプトン / イーデン・ロビンソン / カナダ西海岸文学 / マイノリティ文学 / ハイスラ作家 / カナダ文学 / ニール・ビスーンダス / ヒロミ・ゴトー / 植民地主義 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
21世紀転換期以降カナダのマイノリティ文学が、それまでの被害者であることを伝える自伝的要素の強い伝統的移民物語から変化し、より実験的な手法を用いるようになった。多文化主義論争を踏まえて考えると、それは白人優位社会がより巧妙な形で維持されている社会構造に対して問題提起する必要性によるものだと考えられる。本研究は「多文化主義」政策がカナダのマイノリティ文学に与えた影響を踏まえながら、ウェイド・コンプトン、ラリッサ・ライ、マドレン・ティエン、イーデン・ロビンソンといった現在カナダ西海岸で活躍する作家たちの作品にみられる「人種主義」と「植民地主義」に抵抗する物語手法を明らかにした。
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