研究課題/領域番号 |
26370365
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
|
研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
田口 亜紀 共立女子大学, 文芸学部, 准教授 (90600502)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | フランス文学 / 旅行記 / 観光 / フランス / 旅 / ツーリスト / ツーリズム / ガイドブック / touriste |
研究成果の概要 |
十九世紀フランスで刊行された旅行記を研究対象に、楽しみのための旅行がいかに現代の「観光」に発展していったのかを跡づける研究である。旅は観光を包括する営みであるが、観光を成り立たせているものは何か、観光とは何かというそもそもの問いに答えるために、イギリスからフランスに導入された「観光」の概念を十九世紀にさかのぼってたどり、文学テキストにあらわれる言説を分析した。 また、各時代の文学的潮流と分かちがたく結びついている作家の感性が旅行記の分野でどのように表象されたかを、観光を鍵概念として作品の精読を通して跡づけた。
|