研究課題/領域番号 |
26370375
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
有馬 麻理亜 近畿大学, 経済学部, 准教授 (90594359)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | シュルレアリスム / アンドレ・ブルトン / 第二次世界大戦 / 社会思想 / 神秘主義 / ジョルジュ・バタイユ / ピエール・マビーユ / シャルル・フーリエ / 神秘思想 / 秘教 / 共同体 |
研究成果の概要 |
本研究では1940年代のテキストや講演を分析することによって、第二次世界大戦中から戦後にかけてアンドレ・ブルトンが一つの社会思想を構築していくことを示した。彼の思想の前提となっているのは、ある一つの精神のモデルである。それはロマン主義的理想主義を抱き、社会変革を目指す精神は文明への対抗として最終的に秘教を見出すというものであった。彼自身もまた、この精神の発展過程を経ているのであった。 一方、この時代に彼が取り組んだ神話の主題や善悪といった倫理的問題、さらに現実に参加した「世界合衆国」運動などにおいても、この特殊な世界観が反映されていることを証明した。
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