研究課題/領域番号 |
26370376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 阪南大学 |
研究代表者 |
真田 桂子 阪南大学, 流通学部, 教授 (60278752)
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研究分担者 |
岩本 和子 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (60203410)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 仏語圏文学 / ケベック / ベルギー / 脱周縁性 / トランスナショナル / 移民・難民文学 / 多元社会 / 多層的ナショナリズム / ジャック・ブロー / アンヌ・エベール / 堀口大學 / ケベック詩 / フランス語圏文学 / 言語横断性 / 移民 / ムワワッド / キム・チュイ / 舞台芸術 / ムアワッド、ワジディ / 移民・難民問題 / 越境性 / ナショナリズム / ナシオン / 比較研究 |
研究成果の概要 |
本研究では、ケベック、ベルギーを中心とする仏語圏文学において、ケベックを拠点に世界的に活躍するレバノン出身の劇作家ワジディ・ムワワド(Wajdi Mouawad)、難民としてケベックに移住したベトナム系仏語表現作家のキム・チュイ(Kim Thuy) 、トルコ系移民としてベルギーに移住し仏語により創作活動を行っているケナン・ゴルグン(Kenan Gorgun) らに注目し、それらの作品が移民・難民文学としての枠組みを超えて受容され、仏語圏全般に脱周縁的でトランスナショナルな変容をもたらしている状況を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、ケベック、ベルギーを中心とする仏語圏文学を例にとり、これまで周縁に追いやられていた移民・難民文学や抑圧された状況にあったマイノリティ文学が世界文学として普遍的で象徴的な意味をもち、仏語圏文学全般にトランスナショナルな変容を促していることを検証した。そしてその文学動向を通して、グローバル化の進捗と社会の多元化に伴い、社会的秩序や価値観の再編が生じている状況を浮き彫りにした。
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