研究課題
基盤研究(C)
18世紀-19世紀初頭のロシアの文学作品を題材として選び、そこでロシアの空間がどのように描かれているかという問題を検討した。カラムジンの詩「ヴォルガ」を新たに分析した結果、このロシアを代表する大河のイメージの中にロシア国家と個人としての詩人自身を結びつける要素が内包されていることが明らかとなり、ロシア文化のアイデンティティの問題に新たな視点を提供することができた。また対ナポレオン戦争期の旅行記を分析し、ロシア内外の空間表象の違いを探った。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 3件、 招待講演 3件) 図書 (2件)
SLAVISTIKA
巻: 31 ページ: 75-89
120005841519
Russian Literature
巻: 75(1-4) 号: 1-4 ページ: 477-490
10.1016/j.ruslit.2014.05.021