研究課題/領域番号 |
26370386
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
松本 健二 大阪大学, 言語文化研究科(言語社会専攻、日本語・日本文化専攻), 准教授 (00283838)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ラテンアメリカ現代詩 / 前衛詩 / チリ文学 / モダニズム / ポストモダニズム / ラテンアメリカ文学 / チリ / 現代詩 |
研究成果の概要 |
チリの詩人ニカノール・パラ(1914-)は1954年の第一詩集『詩と反詩』以降、ラテンアメリカ現代詩を様々な形でリードし続けてきた。反詩とは、平明で口語的な語句を用い、卑近で個人的なテーマを扱うというスタイルであるが、同時に、堅苦しい伝統的文学や硬直した《詩的なもの》をユーモアやアイロニーをこめて嘲笑する創作姿勢でもある。いっぽうその反詩を当初から支持した同じチリのエンリケ・リン(1929-88)は、ロマン主義的で古風な作風を維持しつつも、独自の前衛的スタイルを確立し、パラが始めた反詩という一つの系譜に新たな路線を加え、軍政期以降の若い作家たちにとっての精神的支柱となっていることがわかった。
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