研究課題/領域番号 |
26370393
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 法政大学 (2016) 北里大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
林 志津江 法政大学, 国際文化学部, 教授 (30449300)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 声 / 文字 / 口頭性 / 視覚的効果 / 自己言及性 / 記憶 / 「言語インスタレーション」 / 朗読 / パフォーマンス / 言語インスタレーション / 朗読パフォーマンス / 言語の口頭性 / トーマス・クリング / 抒情詩 / メディア論 / 集合的記憶 / 書字性 / 口語性 |
研究成果の概要 |
クリングの文芸活動を視覚的・聴覚的知覚のメカニズム、さらにはメディアの特性と言語理解との関わり方という観点から追究するのが本研究の目的であったが、こうした問題性は、詩人による朗読CDや音楽パフォーマンスといった文字テクストの範疇を越える作品をいかに研究対象とし扱うか、形式の刷新に研究がどう対峙しうるのか、文学研究の新たな可能性に関する考察ともなる。クリングの詩作において詩は個別の所与の作品としてではなく、常に詩人の声やアクションを媒介し現前する。詩の受容に際し詩人その人が不可分の存在であるという本研究の知見は、文字テクストの分析という文献学的研究の伝統との対峙でもある。
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