研究課題/領域番号 |
26370417
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
稲畑 耕一郎 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30063803)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 傅増湘 / 民国の古典学 / 詩文と遊記 / 文献学 / 古玉研究 / 内藤湖南 / 雅言 / 蓬山話旧 / 蔵園 / 傅増湘詩集 / 民国の中国古典学 / 藏園 / 傅増湘の伝記 / 傅増湘の書 / 傅増湘の古玉研究 / 傅増湘の詩歌 / 傅増湘の散文 / 傅増湘の遊記 / 民国期の古典学 / 中国古典学 / 伝記 / 詩文 / 民国 |
研究成果の概要 |
傅増湘は民国を代表する古籍善本の大収蔵家として知られる。それらを駆使してなされた文献学、校勘学の成果は中国古典学のテキストを知るための確かな仕事として高く評価きている。その一方で、傅増湘がなぜ古典籍そうした分野に生涯をかけてのかについては、まったく触れられないままに来ている。 本研究ではその伝記研究と残された詩文の収集整理を中心として進め、それに基づいて傅増湘の学問の全貌を明らかにした。傅増湘生きたが百年前は、最後の王朝としての清朝が滅び、社会のすべてが伝統に見向きをしなくなった時代である。この時代に、伝統文明の砦としての古典籍の収集とその整理に邁進したのが傅増湘であったことを明らかにした。
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