研究課題/領域番号 |
26370422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
中村 史 小樽商科大学, 商学部, 教授 (20271736)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 文学 / インド / 神話 / 説話 / 叙事詩 / サンスクリット / 比較 / マハーバーラタ / 写本 / 語り物 / 枠物語 |
研究成果の概要 |
文学研究が十分に発達しているとは言えないインド(古典)学の分野において、神話の普遍性と独自性、文学性を究明した。古代インドのサンスクリット語による大叙事詩『マハーバーラタ』を具体的な研究対象とし、そこに収められた神話・説話の性格、すなわち、世界の他地域・他民族との共通性・普遍性、それに対する独自性、そして文学としての性格を、日本古典研究、口承文芸研究(民俗学的方法)、比較神話学研究など、他分野の研究手法を導入する、これまでになかった方法によって明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文学のみならず人文学の学問研究、とりわけ古典の研究は、今や世界的に衰退の途を辿っている。そのような現状において、古典文学の新たな方法による研究は研究者に対しても一般社会に対しても、その存在について振り返らせ、その価値について知らしめるものであり、学術的意義や社会的意義を持つものと考える。 また、文学研究が十分に発達しているとは言えないインド(古典)学の分野に、日本古典研究、口承文芸研究(民俗学的方法)、比較神話学研究など、他分野の研究手法を導入しようと努めたことは一定程度認められて良いものと考える。
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