研究課題/領域番号 |
26370425
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
Julie BROCK (JULIEBROCK P.) 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (70293983)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 万葉集 / 掛詞 / 枕詞 / メショニック / 主体 / リズム / 恋の歌 / 翻訳学 / 萬葉集 / 翻訳 / 加藤周一 / 間 / 象徴 / 恋の表現 / アンリ・メショニック / リズム論 / 風土学 / 詩の詩性 / 生の作用 / 国際情報交換 / フランス / 恋歌 / 風土 / ゆふだたみ / 孤悲 |
研究成果の概要 |
万葉詩人の表現の独自性がどのようなものであるかという問いに対し、翻訳の実践と理論を通して答を導いた。一方では、例えば、和歌に含まれる掛詞の二重の意味をどのように掴み、別の言語で伝えることができるかについて考察した。また、枕詞については、日本で評価を得ている注釈書をいくつか検討し、広い知識をもとに意味合いを導き出し、別の文化においてそれに対応する表現を見出した。他方では、例えば、翻訳学学者メショニックの理論を基に、彼の言う「主体」「リズム」などの概念をどのように『万葉集』の和歌に当てはめられるかを問い、万葉詩人の技法を通して、当時の人々の世界観、時間の感覚などの「文明的な」要素を明らかにした。
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