研究課題/領域番号 |
26370432
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
三田 明弘 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (00277865)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 説話文学 / 鬼文化 / 冥界 / 太平広記 / 冥報記 / 日本霊異記 / 夷堅志 / 古事談 / 幽霊 / 和漢比較文学 / 今昔物語集 / 志怪 / 志怪小説 / 虎 / 冥婚 / 鬼 / 狐 / 説話 |
研究成果の概要 |
本研究は、鬼文化・冥界表象を通して、日中説話文学史の融合を試みたものである。 「1中国における鬼話の話型パターン」では、鬼話の類型を提示した。「2冥婚譚に見る鬼文化と儒教の関係」「3鬼話のバリエーションとしての狐話」では、儒教思想が鬼話を、そして鬼話が狐話を生み出したことを論じ、「4冥界説話と定数観念の関係」「5『夷堅志』における定数説話」「『6古事談』に見る日本の官運説話の特徴」では、中国の冥界観念には定数観念の影響が強いことを論じ、「7『冥報記』における冥界観」「8『冥報記』は貞観の治を如何に描いたか」「9『冥報記』から『日本霊異記』へ」で、冥界表象の日中間の継承を論じた。
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